2018年5月23日(水)

古布 愛を継ぎ接ぎ
思いもよらぬ配色とデザイン 展示や著書で美を伝える 永田欄子

カバーストーリー
2018/5/17付
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日本経済新聞 朝刊
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 太陽の光に透かすと、教会のステンドグラスのようにキラキラと色鮮やかに輝く。写真は昭和初期の古布で、青森県の民家に残されていた。

 羊毛を原料とするモスリンの端切れを縫い合わせた接(は)ぎ布で、厳しい寒さの中、こたつ布団として使う予定だった未完成品だ。

 ぜいたくが許されなかった庶民は着物や布団の残り、または使用済みの布などを丹念に継ぎ合わせた接ぎ布で、再び子供の着物や布団を作った。日本人の独自の美的…

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