旅芝居 役者に憧れ 廊下が花道 幼少期、弟と妹を観客に

高田明
2018/7/5 10:00
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日本経済新聞 朝刊
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幼稚園から小学校低学年にかけて、「白石屋」を営む母方の祖父母によく芝居に連れて行ってもらった。年に1回、祖父母が住む平戸の川内町に旅の一座がやって来る。早くからお弁当を持って桟敷席に陣取り、身を乗り出して役者の登場を待った。

舞台には役者に渡すおひねりのお札が下がっていた。進行係が「またまた花の御礼を申し上げまーす」「白石様より5千円なーり、5千円なーり」と贈り主の名前を読み上げていく。

芝居が…

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