イサム・ノグチ 庭の芸術への旅 新見隆著 人と自然つなぐ至上の場所

2018/3/3 6:00
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日本経済新聞 朝刊
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とても魅力的な本である。その「分裂遊歩」的な文体のゆえにか、もどかしくもある、不思議な蛇行する快楽に満たされている。イサム・ノグチについての探究の書であるが、彫刻家としてではなく、もっぱら「庭の作家」としての姿が浮き彫りにされている。なぜ、庭なのか、庭の芸術なのか。著者がみずからの直観を、何とか理解しようとするための試行錯誤がそのままに一書をなしている。

ノグチは混血であり、それゆえに苦難の道を…

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