評伝 ゲルハルト・リヒター ディートマー・エルガー著 画家の冷ややかな批評精神

2018/2/24 6:00
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日本経済新聞 朝刊
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ゲルハルト・リヒターは、今日の画家にもっとも大きな影響を与えている存在に違いない。1932年に東ドイツに生まれ、ベルリンの壁ができる直前に西ドイツに脱出すると、デュッセルドルフで資本主義リアリズムと称するデモンストレーションを行った。出自の地の保守的な社会主義リアリズムと西側の前衛であるポップアートとを重ね合わせたこのアイロニカルな言葉は、その後の制作を支配する冷ややかな批評精神を象徴するものだ…

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