2018年10月18日(木)

戦前日本のポピュリズム 筒井清忠著 ムードが招いた日米開戦

批評
2018/2/24付
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日本経済新聞 朝刊
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戦後の日本外交史研究の主要なテーマは日米開戦外交だった。その豊かな知見によって、日米開戦は直前まで回避可能だったことが明らかになっている。それにもかかわらず、なぜ開戦に至ったのか。本書はポピュリズム(大衆の人気による政治)の観点からこの問題に接近する。

近代日本におけるポピュリズムの起源は日比谷焼き打ち事件だった。日露戦争の講和条約に反対するこの大衆運動は、政治参加の拡大と排外主義を訴えた。

日…

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