未来の利益 いまどう代弁? 「仮想将来世代」学際で研究
小林慶一郎 慶大教授
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<ポイント>
○「フューチャー・デザイン」の研究が急拡大
○実験では現在と将来の世代で考え方に差
○将来世代のための新制度創設には課題も
○「フューチャー・デザイン」の研究が急拡大
○実験では現在と将来の世代で考え方に差
○将来世代のための新制度創設には課題も
地球環境問題、人口減少、政府債務の膨張など、世代を超えた持続性に関する政策課題を解決し、将来世代に持続可能な自然環境と人間社会を引き継いでいくために、どのような社会制度をデザインすべきか。この問いを追求するのが、「フューチャー・デザイン」という研究のムーブメントである...

経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。