梅染 再び咲いた紅色
明治期に途絶えた古代の技 試行錯誤繰り返し復活 山本晃

2018/1/29 6:00
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日本経済新聞 朝刊
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布を美しい紅梅色や紫色、褐色に染め上げる「梅染」。梅の古木の幹や枝を煮出して染料とする古代染のひとつで、加賀友禅のルーツとされる。明治期に途絶えたが、私が約30年前に復活させた。華やかな図柄を加える手描き友禅の技法を組み合わせ、新たな表現も探ってきた。

兵庫県東条町(現加東市)に生まれ、中学を出た約60年前、京都の友禅作家に弟子入りした。絵が好きだったので、京都にいた伯父が「友禅も絵も同じような…

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