2018年1月17日(水)

ラグビー

仰星5度目V、後半覚醒10点差を逆転 高校ラグビー

2018/1/9付
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・東海大仰星 27-20 大阪桐蔭(全国高校ラグビー決勝、1月8日)

後半23分、相手を振り切りトライを決める東海大仰星・河瀬(8日、花園)=共同

後半23分、相手を振り切りトライを決める東海大仰星・河瀬(8日、花園)=共同

 東海大仰星にとって恨めしい雨となった。悪天候を想定し、前日はあえてボールをぬらして練習したが、いざ試合になると滑ってノックオンを連発。そのたびに大阪桐蔭にスクラムを押された。前半ロスタイムにはマイボールスクラムから奪取され、勝ち越しトライを許す始末。FW戦では完全に劣勢に立った。

 相手がどう攻めてくるか分からず、様子見から消極的になっていたのを湯浅監督は見逃さなかった。「相手にばかり目がいっていないか」とハーフタイムにぴしゃり。

 己の強みを出すことに意識を向けた後半、試合巧者の顔が戻る。相手FWはスピード勝負に弱いとの分析が確信に変わると、密集から遠い地域に素早くボールを運んで防御ラインを分断。「展開力なら絶対負けない」というWTB河瀬らバックス陣が3トライを挙げ、最大10点差を逆転した。

 後半途中に雨がやむ配剤も大きかった。落球の危険性が減り「(バックスが)持ってもいいのかな、という感覚になったのでは」と湯浅監督。圧巻の展開力に感化されたFWもいつしかボール争奪局面で優位に立ち、総合力で相手を上回った。

 昨秋以降、カバーディフェンスの向上に努めてきた。「事が起こってからではなく、起こりそうなところにいくのがカバー」と監督。先手を打ってスペースを消し、相手に致命的な突破を許さない守りは秀逸だった。トライ数で5対2と圧倒しながら、河瀬がコンバージョンをことごとく外し、僅差の結果になった。グラウンド内外からの激励に奮起した河瀬は後半23分に決勝トライを挙げ、5度目にして初めてコンバージョンも成功。窮地のキッカーを救うカバー力も効いた。

(合六謙二)

9日付日経朝刊スポーツ面の記事(部分)

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