2017年11月22日(水)

ラグビー

豪州に大敗、新戦術にフィジカル伴わず ラグビー

2017/11/5付
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・日本 30―63 オーストラリア(ラグビーテストマッチ、11月4日)

前半、オーストラリア選手のタックルを受ける姫野

 新しい防御戦術に取り組んで2週間、多少の失点は想定済みだった。ただ、日本がこれほどボールを持てないのは予想外。反則の連続やスクラムの劣勢で最初の40分、攻められ続けた。判断ミスも響く。前半の最後。球が両軍の間をめまぐるしく行き来した後、日本が中盤からキックを上げる。疲労の残る味方は追えず、トライを献上した。

 6年ぶりの大量失点。リーチ主将は「やりたいラグビーとフィジカル(身体能力)がマッチしていない」と言う。前に出る新しい守備は、ややなじんだ。攻撃の新戦術も相手のタックラーを孤立させ、姫野らの好突破を生んだ。それだけに、この2年の肉体強化の遅れが響く。W杯までの2年で取り戻せるかだが、ジョセフヘッドコーチは楽観的。「トップリーグがアマチュアでやっている中で、ここまでできた。課題は残るが、そこを認識しないといけない」

 記者会見の最後、リーチが手を挙げた。代表戦史上最多4万3621人の観客数に触れて、「多くのファンが集まってくれたのは皆さんのおかげ。2019年W杯は絶対に成功させたい。ラグビーだけじゃなく日本の良さをアピールして、みんなで頑張っていきましょう」。ファンや関係者への心のこもった呼びかけは、先行きの不安が拭えぬ、この日のハイライトだった。3勝を挙げた15年W杯。最後は選手らが戦術の微修正や結束を固める工夫をした。今回も彼らの力に掛かるところは大きそう。

(谷口誠)

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