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トランプ選対の元会長起訴 ロシア疑惑で特別検察官

2017/10/31付
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 【ワシントン=川合智之】トランプ米大統領周辺とロシアとの不透明な関係を巡る疑惑「ロシアゲート」を捜査するモラー特別検察官は30日、昨年の大統領選でトランプ陣営の選対会長を務めたマナフォート氏ら2人を起訴したと発表した。ロシア疑惑を巡る起訴は初めて。トランプ政権にとって打撃となる。容疑に米国への謀略や資金洗浄(マネーロンダリング)など12の罪状を挙げた。

 マナフォート氏は30日朝、報道陣が見守るなか、弁護士とともに首都ワシントンの米連邦捜査局(FBI)に出頭。同氏の元ビジネスパートナーのリチャード・ゲーツ氏も同日起訴された。ロシアによる大統領選への介入にトランプ陣営が関与した疑惑を解明するうえで、重要な節目となる。

 トランプ氏は30日、起訴発表後にツイッターで「これはマナフォート氏がトランプ選対に加わる何年も前のことだ。なぜいかさまヒラリーと民主党に注目しないのか?」と疑惑を否定した。米司法省によると起訴された2人は2006~16年に親ロ派のヤヌコビッチ前ウクライナ大統領側から顧問料を受け取り、当局への発覚を逃れるため資金洗浄した疑いがある。キプロスなどの海外口座に計7500万ドル(約85億円)超が流れたほか、外国政府のロビー活動の届け出を怠り、当局に虚偽の供述をしたという。

 マナフォート氏は長年外国政府のコンサルタントを務め、16年6月にトランプ選対会長に就任。ウクライナとの不透明な資金の流れが報じられ、同8月に会長を退任した。FBIは17年7月、マナフォート氏の自宅を家宅捜索し、資料を押収していた。マナフォート氏は16年6月、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏らとともにロシア人弁護士やロシア元工作員らと面会していた。弁護士はクリントン氏に不利な情報があると持ちかけていた。

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