親鸞と日本主義 中島岳志著 破滅的でもあった革新思想

2017/10/14 6:00
情報元
日本経済新聞 朝刊
保存
共有
その他

著者は、「あとがき」の冒頭に、こう記している。「親鸞の研ぎ澄まされた思想と問いは、魅力的であるが故に危険性を伴う」。事実、清沢満之(まんし)や近角常観(ちかずみじょうかん)ら、親鸞の教えを現代によみがえらせ、浄土真宗を近代的に変革した思想家たちのもとで育ち、独自の表現の道を模索していた者たちの多くが、世界戦争の危機が迫るなか、雪崩を打ったように天皇制ファシズムを熱狂的に支持する者となり、鼓舞する…

電子版の記事が今なら2カ月無料

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]