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北朝鮮、秘密裏に稼働か 南北事業の開城工業団地

【ソウル=山田健一】北朝鮮のインターネットメディア「メアリ」は6日、韓国と北朝鮮の経済協力事業で、昨年2月から稼働を中断している開城(ケソン)工業団地について「われわれがそこで何をしようとも、誰も関与すべきことではない」との論評を掲載した。韓国との協議なしに団地内の衣類工場を秘密裏に稼働させたことを示唆した。朝鮮通信(東京)が伝えた。

開城工業団地を巡っては、米政府系の自由アジア放送(RFA)が中国消息筋の話として「団地内の19の衣類工場をひそかに稼働させた」と報じていた。北朝鮮は稼働が外部に知られないために、工場の照明の光をカーテンで遮断するよう徹底しているという。

北朝鮮メディアは目的を「人民の生活向上のため」とした。RFAは稼働は6カ月以上におよび、輸出用の衣類製造が狙いとの見方を示す。ただ繊維類の輸出は国連安全保障理事会の制裁対象になっており、国内向けの衣類を製造している可能性もある。

同団地は南北境界の近くに立地。韓国企業が建て北朝鮮の労働者を雇って運営していた。北朝鮮の外貨獲得手段の一つで、中断前の生産額は年5億ドル(約565億円)超だったとみられる。核とミサイルの開発資金に使われているとの批判を受け韓国が中断を決めた。

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