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トルコリラ堅調 景気拡大と高金利 支え
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2017/9/26 14:18
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トルコの通貨リラが堅調だ。景気の拡大と相対的な高金利が相場を支えている。対ドルでは11日に1ドル=3.38リラ近辺まで上昇し、昨年12月以来9カ月ぶりの高値を付けた。トルコはインフレ率が高く、中央銀行は景気刺激のための利下げには動きにくい。今後もリラ買いを後押しする環境は続きそうだ。

リラは年初に対ドルで過去最安値を更新した。昨夏のクーデター未遂事件後の政情不安と景気減速が原因だ。だが、その後トルコの景気は回復感を強めている。4~6月期の実質国内総生産(GDP)成長率は前年同期比5.1%増と前期(5.2%増)に続き高い伸び率を記録した。

景気拡大とリラ安の結果、トルコのインフレ率は高止まりしている。8月の消費者物価指数(CPI)は前年比で10.68%上昇し、2カ月ぶりに再び2ケタのインフレ率となった。

トルコ中銀は14日、事実上の上限金利となる政策金利を12.25%に据え置いた。声明文では「インフレ見通しが大きく改善(低下)しない限り、引き締め的な政策を維持する」とした。

エルドアン大統領は景気浮揚目的の利下げを主張している。利上げは政治的に難しい。一方で利下げはリラ安を通じてインフレ圧力を高める。中銀はしばらく現状を維持せざるをえないとの見方が多い。

国外と比べると、先進国はまだ低金利が続き、高金利国のブラジルや南アフリカは利下げ局面に入っている。このためトルコの高金利は目立ち、リラ相場の支えになりそうだ。

(日経QUICKニュース)

9月18~22日の外国為替市場で主要25通貨のうち、最も上昇したのは英ポンド。イングランド銀行の利上げ観測でポンドが買われた。最も下落したのは円。20~21日の金融政策決定会合で、日銀は金融緩和策の維持を決定。20日に年内利上げを示唆した米連邦準備理事会(FRB)との政策の差が鮮明になり、金利差拡大の思惑で円が売られた。

[日本経済新聞夕刊9月26日付]

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