8月商戦、長雨に泣く ビール系・家電軒並み減
挽回狙い在庫処分も
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夏季商戦の不振が鮮明になってきた。当初の猛暑予想から一転、関東など東日本の太平洋側を中心に長雨の影響が大きく、8月の夏物商材の消費が低迷した。ビール類は今月中旬までに前年同期比で1割落ち込んだという。ビックカメラが扇風機などの在庫処分セールを実施するなどメーカーや小売り各社は挽回を急ぐ。
ビール類では「今月の上中旬は長雨が響き、市場全体で前年同期に比べて約1割減った」とキリンビールはみる。足元は酒の安売り規制...
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