2019年6月16日(日)

米利上げと世界

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FOMCで利上げ慎重論 7月議事要旨、低インフレ懸念

2017/8/17付
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【ニューヨーク=大塚節雄】米連邦準備理事会(FRB)が16日発表した7月25~26日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、何人かの参加者が低いインフレ率を懸念し、追加利上げに慎重姿勢を示していたことが明らかになった。一方、量的緩和で膨らんだ保有資産の圧縮には、大半のメンバーが9月会合での開始時期の決定を支持した。

米国では物価上昇率が縮小し、目標の2%を割り込んでいる。何人かのメンバーは「物価見通しに不確実性が増している」と警戒し、「さらなる利上げの判断に忍耐強くなれる」と指摘。低インフレが一時的だと確認できるまでは引き締めに反対する立場を示した。

これに対し、別の何人かは労働市場や金融市場が過熱するリスクを強調し、引き締めの遅れは「インフレ率が2%目標を大きく上回る事態や、金融の不安定化を招く可能性がある」と反論した。メンバーらは、物価の停滞が一時的な現象かどうかを注意深く見守ることでは一致した。今年は3月と6月に利上げを実施しているが、今後の利上げ時期やペースを巡ってメンバー間の温度差が浮き彫りとなった。

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