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毎月分配型の健全度 海外REIT型、低く
投信番付

2017/7/20 14:25
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上場投資信託(ETF)を除く追加型株式投信には、値下がりしても元本から分配金を出せる仕組みがある。分配金が運用で得たもうけとは限らないわけだ。毎月分配型の投信への資金流入が細ってきたのは、元本を取り崩してまで分配する仕組みが投資家に敬遠され始めた可能性がある。

毎月分配型のうち純資産総額(残高)上位10投信について、1年前に購入した場合に受け取った分配金がどれだけ運用益から支払われたかを表す「分配金健全度」を、6月末時点の数値でランキングした。健全度が低いのは海外不動産投信(REIT)に多いことが分かった。

分配金には収益に基づく「普通分配金」と元本の一部を支払う「元本払戻金(特別分配金)」の2種類があり、「分配金=普通分配金+特別分配金」の関係にある。分配金健全度は分配金に占める普通分配金の割合を示し、数値が大きいほど健全度が高いとみなす。

米国のREITで運用する「フィデリティ・USリート・ファンドB」の健全度は32.3%にとどまり、ランキングも5位に甘んじた。分配金のうち運用益は3割ほどで、残りは元本が取り崩されたことになる。

分配後の基準価格の下落が続いた中で、相対的に高い分配金を支払い続けたことによって健全度が低くなったと考えられる。6~10位に並んだのもすべて海外REIT型。健全度はいずれも20%台だった。

一方、健全度が最も高かったのは「LM・オーストラリア高配当株ファンド」。91.3%と唯一、90%を超えた。分配金の大部分が運用益から支払われた形だ。分配金再投資基準価格は1年で27.1%上昇し、分配金を支払った後の基準価格も値上がりした。

健全度が88.5%で2位の「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」も分配金再投資基準価格が1年で22.5%上昇。リターンの大きさが健全度の高さにつながった。

(QUICK資産運用研究所 西田玲子)

[日本経済新聞夕刊7月20日付]

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