2017年11月24日(金)

期間限定で激安「フラッシュセールサイト」じわり
通販コンサルタント 村山らむね

コラム(ビジネス)
(1/2ページ)
2017/6/25 6:30
保存
共有
印刷
その他

 最近、友人たちに「洋服どこで買ってる」と尋ねると、「ゾゾタウン」「アマゾン」などに加えて「GILT」「GLADD」といったフラッシュセールサイトの名前が上がることが多くなってきた。私もかなりの頻度でいくつかのサイトを利用し、スポーツ用品やキッチン用品、加工食品、ちょっとしたファッション小物などでよくお世話になる。

GILTなどのサイトがにぎわっている

GILTなどのサイトがにぎわっている

 フラッシュセールとは、あらかじめ登録した会員に、期間限定で、割引価格などの特典が付いた商品を販売する方式のこと。米国で人気を呼び、日本にも7年ほど前に同様なサイトが増えた。ただ本場であったはずの米国では有名サイトが身売りされるなど、どちらかというと残念な状況らしい。

 しかし日本では、統計的な資料は見つからなかったが、じわじわと売り上げが増えているのではないかという印象がある。米国企業のグループ会社である「GILT」はもちろん、リクルートグループの「MARQREL」や、ドイツ発のブランドフォーフレンズが名称を変えた「MILLEPORTE」、昨年に名称を変更した「GLADD」、独立系の「MUSE & Co.」などと、多数のサイトが存在する。

 乱立による共倒れもせず、各社から順調に案内が来る。「ETRO」「GUCCI」のアイウェアや、「ル・クルーゼ」「ダイソン」など一流ブランドの出品も多い。

 消費者としてのメリットは、大きく4つある。まず1つ目はリーズナブルであること。よく知られた一流ブランドがファミリーセールという名のもとに、非常に買いやすい価格で提供される。2つ目は時限感。セールは毎日夜の9時や10時にスタートすることが多く、帰宅後、ホッとした時間にサイトを開くと、すでにお取り置きされていたり売り切れていたり。時間が限られているというエンターテインメント性がある。

 3つ目は偶然性。GILTに登録していれば、すでに知っているブランドはもちろん、知らないブランドの商品も紹介されている。ちょっと安いなら買ってみようという気になる。そして4つ目は閲覧性。1ブランドあたりの商品数が少ないので、ちょっとしたウインドーショッピングの感覚が楽しい。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報