2018年12月11日(火)

出品から発送まで代行 米国発の洋服フリマアプリ (三浦茜)

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2017/4/30 6:30
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おそらくもう着ることはないけれど、捨てるのはためらうクローゼットの洋服達。だからと言ってフリマアプリで売るのも面倒くさい。スマートフォン(スマホ)によりフリマアプリを使った不用品販売は、気軽で簡単になったものの、まだまだそのちょっとした煩雑さを拭いされない人も多いのではないだろうか。筆者もその一人だ。

専用の袋に入れて服を送る

専用の袋に入れて服を送る

そんな思いを変える機会が、昨年末の大掃除の際にあった。出品や値付け、発送の手間を全て代行してくれる、ThredUP(スレッドアップ)というサービスを利用してみた。潔く気持ちのよい体験だった。

スレッドアップは2009年に創業。これまで1億3100万ドル規模(約150億円)の資金を調達している。当初はすぐ着れなくなってしまう子供服の交換サービスとしてスタートした。シェアリングエコノミーが米国で話題となり始めた頃に生まれたサービスだ。

しかしその後ピボット(方針転換)し、現在は中古子供服と婦人服の販売仲介サイトとなり、サイトにアクセスするとたくさんの子供服と婦人服が並んでいる。一見従来のリサイクルショップのようにも見えるが、インターネットで大規模に効率よく運営されている。

スレッドアップの利用方法はいたってシンプルだ。サイトから専用の袋を取り寄せ、その袋にいらない服を詰めて送るだけ。米国はマンションや道端に宅配企業の回収ボックスが設置されている。スレッドアップの袋には宛先なども明記されているため、服を詰め込んだ袋を回収ボックスに投函(とうかん)すればよい。

袋を取り寄せる際に、服を販売した利益を自分が受け取るか、またはチャリティー活動に寄付するかを選択する必要がある。自身が受け取る場合は、約5ドルの袋代が追って売り上げから差し引かれる。

送られてくる袋に同封されている冊子にいくつか注意事項が記載されている。高品質なものを提供するため、買い取りの可能性は50%程度であること。きれいな状態、購入から5年以内、名の付いたブランド物であることなどが買い取りの条件としてあげられている。

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