[バンコクポスト]ミャンマーの労働力
急成長に心の準備は

2017/4/26 2:30
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ミャンマーはビジネスチャンスであふれているようだが、その人々は心の準備ができているだろうか。

10年ぶりに休暇でミャンマーを訪れた。今やこの国は変わろうとする国の典型である。野外広告に携帯電話や四つ星、五つ星の休暇旅行の宣伝が張り出されているのを見ると、過去50年間に多くの紛争に耐えてきたこの国の状況が好転していることに気付く。

ヤンゴンでは非常に多くの駐在員も見かける。路上にはまだおんぼろの車も多いが、裕福な地元民や駐在員が新車を運転しているのもありふれた光景だ。美容やファッション企業を中心とした外国企業もヤンゴン中で急増している。

地元の人々や駐在員と話すうちに、起きている大きな変化に対してミャンマー国民は心の準備ができているか、尋ねてみたくなった。ある駐在員は、都市部はまだましだが英会話力に改善の余地があると話した。四つ星B&B(朝食付き民宿)の総支配人は多くの従業員ののんびりした態度に、困り果てたことがあると認めた。

外国人であるこの人物はいら立たしげに「一生懸命に働く意志を少しも見せなかったため、多くの部下を解雇せざるをえなかった」と述べた。

外資の流入があまりにも速過ぎて、ミャンマーの人々がついていけないのだろうか。外国人とともに働く、または「外国」風の働き方に慣れていない人々を扱うには忍耐が必要だ。この人物は、一つの例として、ミャンマーの人々は分からないことがあってもそれを口にしないと述べた。サービス業界でこれは問題を引き起こしかねない。

最悪なのは、外国企業が国内の従業員では効率を上げられず、近隣諸国から従業員を外部調達することだ。

(2017年4月24日付 タイ・バンコクポスト紙)

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