/

豊洲百条委、都議会が設置 用地問題の解明どこまで

東京都議会は22日、築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転を巡り、地方自治法100条に基づき強い調査権限を持って検証する「百条委員会」を設置した。移転決定時に知事だった石原慎太郎氏や交渉役を担った浜渦武生元副知事など関係者の証人喚問を行う見込みで、移転を巡る土地取得の経緯をどこまで究明できるかが焦点だ。

百条委員会であいさつする桜井委員長(22日、都議会)

22日開会の定例会本会議で、全会一致で可決した。百条委の設置は2005年以来、12年ぶりとなる。百条委は各会派の23人で構成。本会議後に1回目が開かれ、委員長や理事など役員を選出し、25日に豊洲市場を視察することを申し合わせた。委員長に選ばれた桜井浩之都議(自民)は「百条委を設置したのは、スピード感を持っていきたいという議会の総意だ。できる限り早く結果を出したい」と話した。

24日に理事会を開催し、出頭を求める関係者の人選や今後の日程を協議する。各会派からは石原氏や浜渦氏の出席を求める声が強まっており、3月18~20日のいずれかに、両氏を喚問する方向で調整するとみられる。

百条委では証人喚問などを通じ、▽豊洲の用地としてガス工場跡地を買収したときの東京ガスとの交渉内容▽豊洲の土壌汚染対策が適切だったかどうか▽主要建物下に盛り土が行われなかった経緯――などを究明する。

小池百合子知事は22日の本会議での施政方針演説で「豊洲の用地購入の経緯を明らかにする」と表明。本会議後、記者団に「百条委がこれからどう行うのか、審議を見守っていきたい」と述べた。

百条委は地方自治体の事務を巡る疑惑や不祥事について調査するため、地方自治法100条に基づき地方議会が設置する特別委員会。関係者の出頭や証言、記録の提出を要求することができ、正当な理由がない出席拒否や虚偽の証言をすると禁錮や罰金が科せられる。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン