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海外REIT型の値動き分解 分配金より大切な総合成績
投信番付

2016/12/22 22:12
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海外の不動産投資信託(REIT)に投資するファンドは高い分配金を背景に人気を集め近年の投資信託市場をけん引してきた。しかし11月には2014年11月以来、2年ぶりに資金流出に転じた。大型ファンドの分配金の引き下げがマイナス材料になった。

純資産残高が大きい海外REIT型ファンドを対象に基準価格の値動きをA、分配金の寄与分をBに分解して特徴を調べた。ファンドのトータルリターンといえる年間の基準価格騰落率(分配金再投資ベース)はA+Bになる。

純資産残高が首位の「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」は基準価格は16.59%下落したが分配金の寄与分は22.16%となり、トータルリターンは5.58%だった。純資産残高2位の「新光 US-REIT オープン」(愛称ゼウス)は基準価格が19.23%の下落で分配金の寄与分は22.77%だった。トータルリターンは3.54%になる。

表に出ている他のファンドも基準価格は下がっているものの分配金の寄与分がトータルリターンに対してプラスに影響している。

投信の分配金の原資には「収益調整金」という日本特有の勘定科目がある。新規の投資家が投信を購入する追加設定(資金流入)によって、既存の投信保有者への分配可能額が減らないように設けられた。

大量の追加設定で収益調整金が膨らんだファンドは運用利回りの水準より高い分配金を支払うことが可能だ。このため分配金の高低はファンドの運用成績と関連性がないケースがある。

今年は海外REITファンドによる分配金の引き下げが話題になった。しかしトランプ相場による円安・米ドル高も寄与し1年間のトータルリターンは12月15日時点で大部分がプラスになった。分配金の高低に一喜一憂せずにトータルリターンを確認し、総合的な運用成績について理解することが大切になる。

(QUICK資産運用研究所 清家武)

[日本経済新聞夕刊12月22日付]

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