2019年7月21日(日)

がん患者向けネット通販 店主の体験生かす (村山らむね)

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2016/11/13 6:30
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がんであることをカミングアウトし、ブログで日々の生活をつづる有名人が増えている。特に小林麻央さんの場合、まだ若くしてステージ4であること、転移もしていることなども公にし、治療中のほとんど素顔の写真も掲載。そのうえで語られる、飾り気のない言葉が人気を呼んでいる。

キャンライフの医療用帽子は患者にとって絶妙のかぶり具合

キャンライフの医療用帽子は患者にとって絶妙のかぶり具合

ブログやホームページで闘病の様子を書きつづる方々は以前からたくさんおり、ブログのカテゴリーとして「闘病記」「がん闘病」が成り立っているくらいだ。少しずつ実名が増えているのも、前向きな気持ちで記録をつけることで、得られるものが大きいと判断しているからだろう。

乳がんなど4つの病気で5回もの手術を受け、闘病の様子をブログで公開してきた長坂由佳さんという方がいる。2010年に自分と同じようながん患者のためのインターネットショップを開いた。

長坂さんは地域情報サイトを運営していたが、闘病ブログに寄せられたコメントなど通じて、たくさんの患者さんたちが自分と同様の苦労を味わっていることを痛感。がん患者の「不安」「不満」「不便」を解消するネットショップのオーナーに転身した。

闘病経験のある長坂さんならではの品物をそろえた「キャンライフ」は現在、50品目ほどをそろえる。オリジナル商品が3分の1。抗がん剤治療中にかぶる帽子は、肌に触れるところに縫い目が集中しないようになっており、また締め付けないが帽子本体がすっぽり抜けてもしまわない、絶妙のかぶり具合・肌触りとなっている。

オリジナルのにんじんジュースもある。免疫力を上げるために自分で飲んでいて、レシピをブログで公開。すると「毎日は作れないからぜひショップで売ってほしい」という要望が顧客から届いたため、製品化して販売を始めた。

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