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低コスト型の新規設定活発 ロボット助言普及も影響

投信番付

国内外の株式や債券など資産ごとの指数連動型(インデックス型)投信をそろえたシリーズ商品の新規設定が活発だ。最近では顧客の低コスト投信に対するニーズが強く、信託報酬(運用管理費用)をより低めに抑えたタイプの設定が相次いでいる。低コストインデックス型投信の規模は、8月末時点で150本ほど、純資産残高は8000億円程度まで拡大した。

インデックス型ファンドで売れ筋の日経平均連動型を信託報酬の低い順にランキングしたところ、昨年12月以降設定された3本が1位から3位までに並んだ。

1位の「たわらノーロード 日経225〈ラップ向け〉」(DIAMアセットマネジメント)の信託報酬は、同タイプで唯一、0.2%を切る年0.189%(税込み)だ。これは楽天証券が7月からサービスを始めた、低コスト型投資一任口座(ラップ口座)向けファンドの一本。信託報酬と投資顧問料などを低めに設定し、年間手数料も業界最低水準の1%未満と、従来の富裕層向けのプライベートバンキングやラップ口座を下回るという。

金融サービスのコスト削減に一役買っているのが、日本でも普及が進みつつある「ロボット・アドバイザー(ロボアド)」と呼ばれる技術だ。顧客へのいくつかの質問に対する回答をもとに、ロボット(コンピュータープログラム)が個別に最適な資産配分を短時間ではじき出し、提案する。

ロボアドの技術により、人手を介した対面による運用助言に比べ低コストで採算の取れるサービスが可能になる。フィンテック(金融とITの融合)、人工知能(AI)の活用が進み、一部富裕層に限られていた運用助言サービスが一般投資家にも広がりつつある。

今月も新規の低コスト投信シリーズが複数設定される見込みだ。ロボアドを活用して投信を提案するサービスは、さらに複数の大手金融機関が参入を表明している。投信の低コスト化もますます進みそうだ。

(QUICK 鈴木保博)

[日本経済新聞夕刊9月8日付]

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