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ハンガリー・フォリントが上昇 緩和効果に市場は懐疑的
通貨番付

2016/8/30 14:14
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ハンガリーの通貨フォリントが上昇している。対ユーロで節目の1ユーロ=310フォリントを超える動きが目立ち始めた。ハンガリー当局は金融緩和で通貨高を抑えようとしているが、金融市場の参加者はその効果に対し懐疑的だ。

ハンガリー経済は4~6月期に成長が加速するなど堅調だ。経常黒字国でもあり、格付け会社フィッチ・レーティングスは5月に国債の長期格付けを投資適格級に引き上げた。投資資金は流入しやすく、フォリント相場を押し上げている。

一方、物価はマイナス圏に低迷している。ハンガリー中銀は2~4%のインフレ目標を掲げており、積極的な金融緩和を進めている。3月には政策金利の下限とされる翌日物預金金利をマイナス0.05%に引き下げ、マイナス金利政策を導入した。

さらに国内金融機関による中央銀行への預金預入制度で受け入れ頻度を週1回から月1回に減らし、10月には受け入れの上限額も設定する。運用先を融資やハンガリー国債、国外資産へ振り向けるように促し、市場金利の低下とフォリント安へ導く狙いだ。

「異次元緩和の日銀以上に何でもあり」(みずほ銀行の本多秀俊シニア為替ストラテジスト)との見方があるハンガリーの金融緩和だが、フォリント高には歯止めがかからない。お隣のチェコにならい無制限の為替介入に乗り出すとの思惑も市場で浮上したが、複数の中銀幹部の否定であっさりとしぼんだ。通貨高は続きそうだ。

(日経QUICKニュース)

先週(22~26日)の外国為替市場で主要25通貨のうち最も上昇したのはニュージーランド(NZ)ドルだった。ウィーラーNZ準備銀行(中銀)総裁が0.35%の追加利下げを示唆したが、利下げ幅が市場予想より小さかったことが背景。英国での堅調な経済指標を受けて追加緩和観測が後退し、ポンドが上昇した。

最も下落したのはロシアルーブルだった。

[日本経済新聞夕刊8月30日付]

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