2018年12月17日(月)

米のユニクロ、ITで客を呼ぶ4つの仕掛け (三浦茜)

(1/2ページ)
2016/8/28 6:30
保存
共有
印刷
その他

アメリカ西海岸1号店として2012年にオープンしたユニクロのユニオンスクエア店は、サンフランシスコのダウンタウンの中心に位置している。地元の人だけでなく観光客も多く、いつもにぎわっている。この店舗に今、IT(情報技術)を使った4つの仕掛けがある。

「メモリーミラー」は試着の様子を動画で記録、服の色を変えられる(写真左)。「UMOJI」は自分のキャラを作れる(同右)

「メモリーミラー」は試着の様子を動画で記録、服の色を変えられる(写真左)。「UMOJI」は自分のキャラを作れる(同右)

1つ目は米メモミ社が提供する「メモリーミラー」だ。記憶する鏡という名前の通り、鏡の上部にカメラがついており、試着の様子を動画として保存してくれる。この鏡、例えばダウンジャケットを着て鏡の前に立つと、ダウンの色が自動的に変わる。

筆者は赤いダウンを着ているはずなのに、鏡にうつる姿は黒、紺、茶、オレンジと変化した。ダウンやフリースなどカラーバリエーションが豊富なユニクロにはピッタリの機能ではないだろうか。

録画された試着の様子は、その鏡で再生できる。録画なので後ろ姿などもしっかり見られる。また、試着の様子をメールアドレスかショートメールを使って自分宛に送ることも可能だ。迷ったときには交流サイト(SNS)でシェアして友達の意見を聞いたり、家に帰って動画を見直してじっくり考えたりできる。

2つ目はタブレット型のコンシェルジェだ。サイズ違いや色違いを確認したい時、意外と店員が見つからないもの。また観光客にとっては英語でのコミュニケーションがハードルとなることもあるだろう。

この店舗にはそんな時に役に立つタブレットが2台設置されている。気になっている商品のタグをタブレットのカメラでスキャンすると、色違いやサイズ違いが表示される。

店舗に在庫がある場合は、店員を呼ぶボタンが表示される。在庫がない場合はその場でウェブサイトから注文することができる。またはその商品のリンクを自分のメールアドレスに送ることが可能だ。店舗になかったおわびとして5ドルのクーポンがついている。

  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報