2019年8月20日(火)

ポケモンGOは位置情報ビジネスの起爆剤 (徳力基彦)

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2016/8/7 6:30
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先月、日本でも配信が始まったスマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」が大きな話題になっている。

マクドナルドの店内ではポケモンGOのアイテムが手に入る

マクドナルドの店内ではポケモンGOのアイテムが手に入る

ポケモンといえば子どものゲームであって、自分には関係ないと思っている方も多いかもしれない。また、あまりに話題になっているので試してみたけれど、何が面白いのか分からずにすぐにやめてしまったという方もおられるだろう。

実際に、米国ではサービス開始後1週間程度でピークを迎えたという報道もある。ただ、ビジネスの視点で考えると、今回のポケモンGO騒動を単なるゲームの一時的なブームと見過ごしてしまうのは間違っている。

ポケモンGOは、スマホの位置情報を活用した新たな革命の号砲かもしれないのだ。

位置情報は携帯電話の全地球測位システム(GPS)機能の普及とともに、地図やグルメなど様々なサービスでなくてはならない機能になった。

ただ、従来の位置情報サービスは基本的に「点」や「線」のサービスだ。今どこにいるかを表現したり、写真を撮影した場所を位置情報として記録したり、どこかからどこかに移動するためのルートを探したり。

しかし、ポケモンGOにおいてはこの位置情報にポケモンGOの世界がパラレルワールドのように重なることで、位置情報の立体的な活用の広がりが生まれているのだ。

例えばゲームの地図の画面の中に「ポケストップ」や「ジム」と呼ばれる場所が表示され、プレーヤーはその場所を目指す。つまり、現実の場所とは異なる仮想世界であるポケモンGOの世界にある「場所」に向かって、現実の世界を移動することになるのだ。

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