2018年8月17日(金)

産総研発VBが戦略PR 大手企業と交流イベント

2016/8/3 2:30
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 産業技術総合研究所が主催する「日本を元気にする産業技術会議」(後援・日本経済新聞社)は2日、産総研の研究成果を基に創業したベンチャー企業と大手企業などとの交流を図るイベント「産総研発ベンチャーTODAY」を都内で開催した。

 産総研の瀬戸政宏理事・イノベーション推進本部長は冒頭で「ベンチャー企業と大手企業が闊達に議論し、意見交換をする場にしたい。ビジネス戦略がまだ足りないベンチャーがネットワークを広げてパートナーとなる企業を探すいい機会」と話した。

 産総研発ベンチャーの経営者ら5人もマイクを持ち、自社の戦略や経営ビジョンを発表した。

 3次元(3D)の立体モデルを作成する事業の普及を進めるサイトセンシング(東京・千代田)の平林隆社長は「写真をつなぎ合わせて早く安く3Dモデルを起こせるのが特徴。不動産や住宅販売業者に売り込み、デジタルでの物件の内覧に活用を広げたい」と説明した。

 人工知能(AI)と音声認識技術を組み合わせたサービスを提供するHmcomm(東京・港)の三本幸司社長は「音声認識、自然言語の処理、テキストの分析という3つのテクノロジーを合わせて事業を展開する。画像認識技術の普及が進んでいるが、音声認識においても新たな市場が創出できる」と述べた。

 イベントには、大手企業の新規事業開発担当者やベンチャーキャピタルの担当者など約50人が参加。事業内容について議論を深めた。

 産総研の研究成果を基に7月時点で130のベンチャー企業が設立されている。

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