通販に直筆メッセージ 人のぬくもり、シニアつかむ (村山らむね)

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2016/7/24 6:30
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最近女子大生になった娘が「minne(ミンネ)」という手作り品の売買仲介サイトにハマっている。1000円前後のアクセサリーを作家さんから買っているらしいのだが、普通郵便で送られてきていたので、うっかり開けてしまった。

担当者の署名が入った手紙の数々

担当者の署名が入った手紙の数々

すると、厚みを出さないように、かつ丁寧に包装されたイヤーカフと、手書きの小さなカードが同梱(どうこん)されていた。そこには「お買い上げありがとうございます。◯◯さんに、愛されるといいな」というメッセージが入っていた。

作家さん直筆の気持ちが込められたカード。大手の通販が切り捨ててきた通販の楽しさの原点のようなものが詰まっている気がして、ちょっと胸が熱くなった。

今、ネット通販でも空前のAI(人工知能)ブームだ。オペレーションの簡略化、人手の省力化など強い武器になっていくだろう。

でも、AIや機械にできないことがある。向こう側に生きている人がいる感覚。そしてその人が友人や家族にでもなる感覚は、これからの通販でも決して廃れてはいかない気がする。

実際に昨年来、健康系の商品を扱う通販の方々のお話を聞くなかで、非常に印象に残ったのが同梱物や封入物に対するこだわりだ。

シニアが多く利用する、商品を単品に絞った健康系通販では、同封する挨拶状も手書きフォントにしているところが多い。実際に今回、いくつかの健康系ショップで購入すると、ほとんどの会社から手書きを模した挨拶状が入っていた。

私が仲良くしているネットショップさんでは直筆にこだわり、近所の主婦に1枚いくらかで手書きの挨拶状を書いてもらっていた。

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