「日本ワイン」育むビッグデータ 水分測り実を熟成
[有料会員限定]
サントリーワインインターナショナル(東京・港)は、ビッグデータを活用して日本ワインの生産に乗り出す。自社畑やブドウの木に設置した機器で集めた気象や木の水分量などのデータを基に、栽培方法などを変えていく。日本ワインは国際的な評価が高まっているが、国産ブドウの供給力が大きな課題となっている。データを生かして収量を高めるなど生産性の向上を目指す。
同社は2009年から東京大学大学院や三重大学と共同研究を...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1518文字