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オバマケアの代替法案、米上院共和が採決断念

2017/9/27付
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【ニューヨーク=平野麻理子】米上院共和党は26日、今週の実施を目指していた医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案の採決を見送ることを決めた。党内の支持を取り付けられず、法案成立に必要な過半数の賛成票を得られる見通しが立たないため。新会計年度の10月に入ると法案可決に必要な票数が増えるため、オバマケアの改廃はますます難しくなる。

上院では7月にもオバマケア代替法案が採決にかけられたが、共和党内から反対が出て否決された。夏休みが明けた9月、共和党指導部は中身を見直した新たな代替法案で再び可決を目指したが、今回も党内の支持を固めきれず、採決の断念に追い込まれた。

代替法案には、政府の関与を最小限にすべきだと主張する保守強硬派のランド・ポール議員がいち早く反対を表明。一方で、低所得者向け公的医療保険の大幅縮小に反発したスーザン・コリンズ議員も反対に回り、共和党内の意見の隔たりがあらわになった。同党重鎮のジョン・マケイン議員も反対を表明した。

米国では10月から新たな会計年度に入る。次年度に入ると、過半数で法案を可決できる特別なルールが当面、適用できなくなる。法案可決には、上院定数100のうち60票が必要となり、野党・民主党からも賛成を得なくてはならなくなる。

民主党は公的医療保険の拡大を目指しており、協力は簡単ではない。医療保険制度の見直し議論はしばらく後回しになりそうだ。

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