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全米で抗議デモ 不法入国者の子、在留容認撤廃で
訴訟の動きも

2017/9/6付
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【ワシントン=芦塚智子】トランプ米政権は5日、幼少時に親と不法入国した若者の在留を認める制度(DACA)の撤廃を発表した。首都ワシントンなど全米各地で同日、撤廃に抗議するデモが起きた。制度を導入したオバマ前大統領は「無慈悲だ」と非難する声明を発表。撤廃は違法として訴訟を起こす動きも出ている。

米ホワイトハウス前でDACA撤廃に抗議する人々(5日、ワシントン)

ホワイトハウス前には正式発表の数時間前から「DACAを守れ」「夢こそアメリカ」といったプラカードを掲げた数百人が集まった。DACAで在留している「ドリーマー」と呼ばれる若者の一人、看護学校生のカルロス・エステバンさん(31)は15歳の時に親に連れられてメキシコから来た。「人の役に立ちたいと努力してきたのに、強制送還されるのかと不安だ。アメリカこそ故国。希望を奪わないでほしい」と訴えた。

米メディアによると、ニューヨークのトランプ・タワー周辺やコロラド州などでもデモがあり、一部で逮捕者が出た。

オバマ氏は声明で「何も悪いことをしていない若者たちを(強制送還の)ターゲットにするのは誤りだ」と批判。DACAに法的な問題はないとの見解を示し「これは政治的な決定で、道義的な問題だ」と指摘した。

ニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官は撤廃発表前にツイッターで「(ドリーマーを)守るために訴える」と表明した。

ワシントン州のファーガソン司法長官も「この無慈悲で違法な政策を阻止するために訴訟を起こす」との声明を出した。ニューヨークやシカゴの市長らも法的措置を取る構えを見せている。

こうした反発を受け、トランプ大統領は同日、税制改革に関する会合前に記者団に対し「長期的には正しい解決策になる」と強調した。

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