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CEA委員長にハセット氏 トランプ氏指名、成長重視の減税派

2017/4/8 14:52
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【パームビーチ(米フロリダ州)=河浪武史】米ホワイトハウスは7日、トランプ大統領が経済諮問委員会(CEA)委員長に保守系シンクタンクの税制専門家であるケビン・ハセット氏を指名すると発表した。同氏は法人税率の引き下げで経済成長と税収確保を両立できるとする「ラッファー理論」を重視することで知られる。減税派の起用で30年ぶりの大型税制改革に弾みをつける、

CEAはマクロ経済政策の大統領への助言役にあたる。閣僚級ポストである委員長人事は上院の承認が必要だ。歴代委員長は主にマクロ経済学者が務め、後に米連邦準備理事会(FRB)議長となったグリーンスパン氏やイエレン氏もCEA委員長の経験者だ。

ハセット氏はFRBエコノミストや財務省の政策顧問などを経て、現在は保守系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ政策研究所(AEI)に所属する。歴代米政権の「強いドル路線」に疑問を唱えたことがあり、ドル高是正で経常収支の改善を提言したこともある。

同氏の最大の特徴は、法人税率を引き下げて国内投資を刺激し、経済成長率を高めて税収確保も実現できるとする「ラッファー理論」を掲げてきたことだ。米国は連邦政府債務が過去最悪の20兆ドルに迫るなど財政悪化に苦しんでおり、米議会にはトランプ政権の巨額減税案に慎重論もある。トランプ大統領はハセット氏の起用で「減税と税収確保」の両立を理論武装したい考えだ。

ただ、同氏は1990年代後半に「ダウ工業株30種平均の適正水準は3万6千ドルだ」と主張するなど、極端な経済成長論者としても知られる。米株価はITバブル崩壊でその後に大きく下落した経緯がある。

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