ICBM迎撃「重大な挑発」 北朝鮮軍が米非難
【北京=共同】北朝鮮の朝鮮人民軍でミサイル運用を担当する戦略軍の報道官は2日、米軍が実施した初の大陸間弾道ミサイル(ICBM)迎撃実験について「重大な軍事挑発行為だ」と非難した。朝鮮中央通信が3日、伝えた。
報道官は「わが戦略軍は命令さえ下せば、米国の核攻撃手段はもちろん、侵略と挑発の本拠地を先制核攻撃で焦土化する態勢を維持している」と強調。「いったん核攻撃が始まれば、グアムやハワイ、アラスカはもちろん、米本土も瞬時に焦土となるだろう」と威嚇した。
関連キーワード