大手百貨店4社減収、4月 時計など高額品に陰り
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大手百貨店5社が2日発表した4月の売上高(既存店ベース、速報値)は5社中4社が減収だった。衣料品の販売不振が続くなか、時計や宝飾品など高額品の消費にも陰りが広がっている。高額品から化粧品などの消耗品に売れ筋が移っているインバウンド(訪日外国人)の客単価の下落も響いた。
三越伊勢丹は前年同月比4.4%減。主力の婦人衣料が伸び悩んだ。ブラウスやパンツなど一部の商品に動きはあったものの、首都圏の店舗の...
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