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森友学園の幼保立ち入り 大阪府・市、補助金不正など調査

2017/3/31付
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大阪府は31日、学校法人、森友学園が運営する「塚本幼稚園」(大阪市淀川区)について、補助金を不正受給した疑いがあるとして立ち入り調査を実施した。学園理事長退任を表明した籠池泰典氏から、学園が計画していた小学校の認可申請をめぐる疑義についても聞き取った。

塚本幼稚園の調査に入る大阪府の職員(31日午前、大阪市淀川区)

府職員10人が同日午前、幼稚園を訪れた。午後0時半ごろ、調査を終えた府職員が記者団の取材に応じ、「補助金については今後も調査を継続する」と話した。府は今月9日、建設中の小学校を現地調査したが、籠池氏の妻が職員を無断で写真撮影したとして20分で打ち切っていた。

府の助成制度は幼稚園に常勤職員がいる場合、人数に応じて補助金を加算する。塚本幼稚園は2015年度に約4千万円を受給したが、副園長を務める籠池氏の妻は系列の「高等森友学園保育園」園長も兼務しており、勤務状況によっては要件を満たさない可能性がある。出勤簿の提示を求め、確認する。

小学校建築費に関して、府や国などに23億8千万円、15億5千万円、7億5600万円と3種類の契約書を提出した経緯の説明も求める。府に対しては学園の財務状況を良く見せかけるため、過少申告した疑いがあるとみている。業者への支払い状況が分かる領収書などの提出を求め、府に提出された契約書が虚偽との疑いが強まれば、学校認可審査を妨げた偽計業務妨害容疑での告訴も検討する。

塚本幼稚園が園児を確保できているかも確認し、4月以降の運営が可能かどうか調べた。

大阪市も31日午後、補助金の不正受給の疑いがあるとして保育園を立ち入り調査した。

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