2019年8月25日(日)
トップ > 特集 > 深まる疑惑 > 記事

「森友」保育園に改善勧告へ 大阪市、保育士確保できず

2017/4/21付
保存
共有
印刷
その他

学校法人「森友学園」は20日、保育士が退職により不足している系列の「高等森友学園保育園」(大阪市淀川区)の今後の運営について「現時点で保育士の確保はできていない」と市に報告した。市は21日、園に早急に保育士を確保するよう改善勧告を出す方針。

保育園は学園前理事長の籠池泰典氏が代表を務める社会福祉法人が運営しており、現在45人の園児が在籍。籠池氏の妻で保育園園長の諄子氏らが20日、市こども青少年局を訪れて現状と今後の方針を伝えた。

諄子氏は「保育園の事業を継続したい。5月までには保育士を確保したい」との意向を明らかにしたが、具体策は示されなかったという。

市は今月上旬、保育士2人が自己都合で退職し、基準の6人を満たせないと園から連絡を受けた。このため保育士資格を持つ市職員を28日まで派遣する緊急措置を取っている。

今後の改善勧告に従い、園が28日までに運営内容を改めない場合、市は改善命令を出す。園の対応をみたうえで、市の審議会が事業停止命令を出すかどうか判断する。

また、市は園が保育士を確保できない状態が続けば、職員の派遣を延長することも検討する。吉村洋文市長は20日の定例記者会見で「園児を第一に考える。あしたから保育園をやめるとは言えない」と話していた。

市は25日に淀川区役所で保護者説明会を開き、転園の希望の有無などを確認する。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

電子版トップ特集トップ


日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。