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経常黒字、2月1.4兆円 3年5カ月ぶり高水準

財務省が8日に発表した2月の国際収支統計によると、海外とのモノやサービスの取引状況を表す経常収支は1兆4401億円の黒字だった。黒字は8カ月連続で、2011年9月以来3年5カ月ぶりの高水準となった。原油価格の下落で原燃料の輸入額が減ったほか、外国債の利払いや外国株式の配当などの投資収益が増えた。

経常収支は輸出入や配当、利払いといった海外との経済的な取引をまとめた統計。2月の輸入額は6兆1020億円と前年同月比で4065億円減った。これに対し輸出額は232億円増の5兆9588億円。ドル建て取引が多い自動車や電子部品で、円安により円換算の輸出額が増えた。輸出入を合わせた貿易収支は1431億円の赤字だが、赤字幅は4297億円縮んだ。

旅行や輸送などのサービス収支の赤字は583億円縮小し、1087億円。円安などで訪日する外国人観光客が増え、旅行収支が過去最大の633億円の黒字になった。

外債の利払いや外国企業からの配当などの第1次所得収支は1兆8622億円の黒字と、前年同月比で黒字幅が4020億円広がった。M&A(合併・買収)で傘下に収めた海外子会社からの配当などが増えた。

経常収支の黒字が1兆円を超えるのは13年3月以来。11年3月の東日本大震災より前は1兆円台や2兆円台の黒字になる月がほとんどだったが、震災を機に原子力発電所の操業停止で原油・天然ガスの輸入が急増。貿易収支が赤字に転じ、経常収支全体を悪化させていた。

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