日本株型、6カ月の運用成績 中小型タイプが上位に
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2014/7/3付
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 日本株は5月下旬から上昇基調が続き、日経平均株価は1万5000円台を回復した。短期的な過熱感も指摘され始め、やや上値が重くなりつつあるが、今後も堅調に推移するとの予測が多い。相場の上昇局面をどんな日本株型投資信託が捉えたのか。6カ月間(2014年5月末時点)の運用成績を調べてみた。

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 上位に入ったのは時価総額が小さめの中小型株を対象とした投信。上昇率が1ケタ台なのは、比較対象期間が14年5月末までの6カ月間で、直近の上昇分が反映されていないためだ。

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 1位は明治安田アセットマネジメント「新成長株ファンド」で上昇率は7.55%。同ファンドは新たな成長局面に入りつつあると判断される成長企業に厳選して投資する。

 成長企業から連想されるのは新興市場銘柄だが、5月末基準のマンスリーリポートによれば、純資産残高の7割強は東証1部銘柄。ファンドの新成長株の定義が「高い成長力を有しているが、経営上の課題・困難に直面したため本来の実力を発揮できなかった銘柄の中で、それらの経営障壁を克服しつつある企業」となっていることによる。運用はエンジェルジャパン・アセットマネジメントの助言を受けている。

 2位のSBIアセットマネジメント「中小型成長株ファンド ネクストジャパン」もエンジェル社の助言を受けて運用されており組み入れ銘柄は似ている。ウィークリーリポートなどによれば、組み入れ比率は異なるものの、上位10銘柄のうち6銘柄が同じだった。

 大手運用会社が上位を占める中、9位に入ったのが独立系の鎌倉投信「結い2101」。同投信は社会との調和の上に発展する企業の株式を投資対象としている。組み入れ上位にはエー・ピーカンパニー、ナカニシ、瑞光などが並ぶ。他の日本株投信では組み入れ上位にほとんど記載されない独自の銘柄選択で、堅実な運用成績をあげている。

(ファイナンシャルリサーチ代表 深野康彦)

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[日本経済新聞夕刊7月3日付]

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