[バンコクポスト] ベトナムでタイ製品人気

2014/4/25付
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新興国ベトナムでは、品質に定評のあるタイ製品が人気を博し、地元ブランドよりも好まれている。

「メイド・イン・タイ」の製品はベトナム国内製や中国製より価格が20~40%高いが、着実に売り上げを伸ばし、リピーターも増えている。中所得国を目指すベトナムでは中間層が増え続けており、タイ製品の消費を押し上げる原動力となっている。

ハノイやホーチミンなど大都市で最初に人気が高まった。評判の悪い中国製品を避けたい消費者や政治的な理由から中国の輸入品を敬遠する人が飛びついた。今や化粧品やカジュアル衣料、家庭用品、サンダル、液体洗剤、電気製品など幅広いタイ製品が店頭に並んでいる。

利幅の薄い日用品などは陸路で、化粧品や香水、宝石のような高収益商品は空路で輸入されている。

潜在力に期待するタイの在ベトナム大使館は、8年前からハノイで100社以上が参加する見本市「タイランド・アウトレット」を毎年開催するなどしている。

タイ企業はベトナムの小売りにも進出している。タイの流通最大手セントラル・グループは3月にハノイに百貨店「ロビンソン」を開業。10月にはホーチミンに、2店舗目をオープンする。

タイの輸出企業は大使館や商工会議所の後ろ盾があるのに加え、東南アジア諸国連合(ASEAN)の特恵関税率も有利に働く。

一方、ベトナムにとっては国内製品の品質を向上させ、競争力を高めるのが目下の課題となっている。

さらに無許可のコピー商品の問題も浮上している。タイのブランドなどの中国製の模倣品がすでに出回っており、消費者への注意喚起が必要だ。

(21日付)

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