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きょうのことば 通貨交換協定 金融危機時に外貨貸し出し

▽…国同士がそれぞれの外貨準備を活用して資金(主に米ドル)を融通し合う取り決め。通貨の急落などの金融危機に備える仕組みで、通貨スワップ協定とも呼ぶ。金融危機が起こった国では貿易決済や為替介入に必要な外貨が不足する場合がある。協定を結んだ国は、危機に陥った国の通貨と引き換えに外貨を貸し出し、為替市場の安定につなげる。

▽…1997年のアジア通貨危機を教訓に、日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)は通貨交換協定ネットワーク「チェンマイ・イニシアチブ(CMI)」をつくった。当初は複数の2国間協定の集まりだったが、円滑な運用をめざして2010年に通貨交換の実施を決める手続きを共通化した。未加盟だったベトナムなど5カ国も加わり、13カ国体制となった。欧州債務危機が深刻になった昨春には、融通枠を2400億ドル(約24兆円)に倍増することを決めた。これまで発動した例はない。

▽…08年のリーマン・ショックでは欧米の民間銀行を中心に資金調達が難しくなり、日米欧の主要6中央銀行が米ドルや円、ユーロなどを交換するための協定を結んだ。日本はアジアで中国、韓国、インドなどと2国間の協定を結んでいる。韓国とは130億ドル分の通貨協定を結んでいたが、今月3日に有効期限を迎えた30億ドル分については延長しなかった。

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