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楽天、電子書籍端末を2割強値下げ 主力モデル5480円

アマゾン、書籍実質値引き

楽天は19日、電子書籍端末「kobo(コボ)」の主力モデルの価格を6980円から5480円に2割強引き下げた。購入者には電子書籍用のクーポンも1000円分提供する。電子書籍を読む利用者はスマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)で急増しているが、専用端末では伸び悩んでいる。大幅値下げで専用端末の販売をテコ入れする。

楽天は主力モデル「コボタッチ」を値下げした。価格は昨年7月の発売時の7980円から11月に値下げしており、発売から1年で2度目の値下げに踏み切った。画面サイズが5インチと小型モデルの「コボミニ」も8日に6980円から5980円に値下げした。

専用端末だけでなくスマホやタブレットでも電子書籍を読めるよう昨年末から閲覧用のアプリ(応用ソフト)の提供を始めたところ、スマホなどの会員数が急増。一方、コボでは伸び悩み、近くスマホなどの利用者数に逆転される勢いという。

手軽に使えるスマホやタブレット向けに購入されるのは比較的漫画が多く、小説が多く読まれる専用端末の利用者層と異なるという。このため、コボの価格を赤字覚悟で引き下げ、スマホなどと異なる需要を喚起する。

電子書籍の販売でも値引きを強化する。18日から3日間、販売価格を30%引きとするキャンペーンを実施。これに対して、競合の米アマゾン・ドット・コムが19日、電子書籍の購入額の30%をポイントとして還元するキャンペーンを始めた。市場をけん引する両社の価格競争が激化してきた。

電子書籍端末は両社のほか、ソニーやブックライブ(東京・台東)などが販売。電子書籍は多くの企業がネットで販売しており、米アップルも3月に「iブックストア」を開設しシェアを伸ばしている。首位は現在、アマゾンで2位以下を引き離しているとみられる。

楽天は価格競争力を高めるほか、電子書籍の作品数を年内にも現在の約15万点から20万点に増やし、コボに新モデルを追加する。販売体制を拡充するため、月内に電子書籍の売り上げの一部をコボを販売した書店に配分する施策も始める。

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