学生知り抜き 満足度磨く 出席率や就職先データ 多角的に分析
ニーズ・課題 あぶり出す
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大学がマーケティング手法を取り入れて学生の満足度を高める「エンロールメント・マネジメント(EM)」に力を入れ始めた。山形大学や京都光華女子大学は情報システムを整備し、授業の出席率などのデータを分析して学生向けサービスを拡充できないか探る。顧客である学生のニーズや課題をあぶり出して施策に反映し、大学の魅力アップを目指す。
山形大は2012年9月、東京都内でEMの勉強会を2日にわたって開いた。初日は...