TPP「決断、参院選前に」 安倍政権の懸案、米CSIS所長に聞く
原発、安保上も重要 日中の衝突、米は望まず
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米国の有力シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)のジョン・ハムレ所長は日本経済新聞のインタビューに答え、安倍晋三政権の懸案に関して見解を示した。日本の環太平洋経済連携協定(TPP)参加の決断が今夏の参院選以降に先送りされる場合、米国の失望を招くと指摘。日本が原発政策を維持することは、日本経済再生や安全保障上の観点からも必要との考えを強調した。やり取りは次の通り。
――安倍政権は日米関係の再...