春秋

2012/5/30付
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ごみ拾いに競技の要素を取り入れた「スポーツごみ拾い」というものをご存じだろうか。チームで制限時間内に集めたごみを種類と量でポイントにして競う。公式ルールもあるし、専用の用具だってちゃんとある。今日は各地でこのスポーツを楽しむ人がいるだろう。

▼5月の最終水曜日は「チャレンジデー」。人口規模が似た市町村ごとに、スポーツや運動を15分以上した住民の割合を競い合う日である。負けた方は勝者に敬意を表して、相手の市町村の旗を庁舎のポールに1週間、掲げる決まりになっている。今年は全国共通のイベントのひとつとして、スポーツごみ拾いが選ばれた。

▼このチャレンジデーはカナダで始まり、日本でも20回目を迎えるが、あまり知られていないかもしれない。毎年100を超す市町村や地域が参加しているものの、小さな自治体が多いためだ。そこに、東京から今年初めて人口11万人の昭島市が参加する。対戦相手は昨年の実績が市民の6割という強豪、長崎県大村市だ。

▼昭島市の参加は市民の健康づくりに加えて、都が目指す五輪招致を応援する意味もあるそうだ。東京は先日、2020年大会の一次選考を突破したが、五輪開催への支持率はぱっとしない。老若男女を問わず、スポーツを楽しむ人、見る人は多い。それが「日本で五輪を」という流れにつながらない点がちょっと残念だ。

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