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消費税の逆進性 所得少ないほど負担感重く

きょうのことば

▽…所得の少ない人ほど、消費税の負担感が重くなる傾向のこと。公平に配慮して、所得税では課税所得が増えるのにつれて高い税率がかかる「累進税率」になっているが、消費税は所得にかかわらず税率は同じ。単純に払う税額でみれば、所得が多い人ほどモノやサービスを多く買いがちなので、消費税もたくさん払う。ただ収入に対して、どれだけの消費税を払うかの割合では、所得の少ない人ほど負担率が高くなりやすい。

▽…第一生命経済研究所の試算では、消費税率が10%に上がると、年収約1300万円の世帯の消費税負担は収入の4%程度。年収125万円では、この比率が9%程度に高まる。消費税は食料品など生活必需品にもかかるので、所得の少ない人でもある程度の税を負担しなければならないためだ。

▽…内閣府などは昨年、人の一生涯でみると逆進性は小さいとの報告書をまとめた。生涯の一時点の所得水準に対する消費税の負担率では税負担の公平性は判断できないとの理屈だ。政府・民主党は逆進性に配慮し、消費増税の際の低所得層対策を検討している。

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