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圧巻の2連続パーフェクト プロボウラー・川添奨太(上)

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2011/5/14 7:00
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プロボウラー、川添奨太(22)のデビューイヤーは鮮烈だった。2010年11月のジャパンオープンと同12月の全日本選手権の両メジャー大会で立て続けに優勝。成績に応じて獲得するポイント、賞金、平均スコアのランキングで首位を獲得し、ルーキーとして史上初の三冠王に輝いた。

「趣味も特技もボウリング。練習が一番大事」と所属する小郡スーパーボウルで練習に励む(山口市)

「趣味も特技もボウリング。練習が一番大事」と所属する小郡スーパーボウルで練習に励む(山口市)

■相次いで優勝、鮮烈ルーキー

特に圧巻だったのはジャパンオープン。2回負けると脱落する仕組みの決勝トーナメントで、川添は1回負けながらも優勝決定戦まで勝ち上がる。川添が優勝するには、それまで1回も負けていない佐野芳宏に2連勝が必要だった。

「無理かな」と弱気な考えが頭をよぎったというが、「勝つという一心で投げよう」と臨み、2連続でパーフェクト(すべてストライク)を達成。大一番で派手な仕事をやってのけた。

続く全日本選手権では予選から決勝まで、1日ごとにレーンのコンディションが変わるという難しい設定。並み居る強豪が四苦八苦するなか、投げ方やボール選びなどの工夫を重ね、新人らしからぬ落ち着いたゲーム運びをみせた。

決勝ではただ1人200を超えるスコアをたたき出して優勝。誰もが欲しがるタイトルを1年目で獲得した。

■「夢のような1年」

プロテストでトップ合格し、周囲も「いずれは必ず活躍するだろう」とみていた。そんな予想をも上回る成績を残し、「夢のような1年だった」と振り返る。

ボウリング界に現れた若きスターにファンの注目も集まる。試合では川添の投げるレーンの後ろに人だかりができる。レーンを移ると、人だかりも一緒に動く。成績もさることながら、親しみやすいキャラクターも人気の要因だ。明るく、話し好き。年上でも年下でも、気さくに会話する。

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