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初の元Jリーガー社長 J2鳥取・塚野真樹(上)

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2011/4/23 7:00
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今季からサッカーのJ2に昇格したガイナーレ鳥取の社長、塚野真樹(40)には、ほかのJクラブの社長には無い特別なキャリアがある。選手としてJリーグでプレーしたことだ。

地元企業や個人を回って資金を集め、日本代表経験者も次々獲得してチームをJ2昇格に導いた

地元企業や個人を回って資金を集め、日本代表経験者も次々獲得してチームをJ2昇格に導いた

■2001年から現場も経営も取り仕切る

親会社からの出向組も多い中、元Jリーガーの社長は初めてのケース。選手としてトップリーグまで上り詰め、経営者としてもクラブをJリーグ昇格に導いた経歴はかなり異色だ。

塚野とガイナーレ鳥取との関わりは、1990年代末に始まった。当時はSC鳥取という教員主体のアマチュアチーム。鳥取県米子市を本拠に、中国地方のリーグで戦っていた。

地元出身の塚野はまず選手として参加し、後に監督やGMも務めた。チームが日本フットボールリーグ(JFL)に昇格した2001年からは塚野が中心となってチームを運営するようになり、現場も経営も取り仕切った。

■Jを目指すことに当初は反対

SC鳥取をプロ化して、Jリーグを目指そうという話が持ち上がったのは、塚野がGMだった05年。サッカーを通じた地域活性化を、と行政が旗を振った。

塚野は「最初、反対していた」と明かす。「プロは切った張ったの世界。今まで頑張ってきた選手が切られてしまうなど、プロにすることで失うものもある」というのが理由だ。地元出身が多い「アマチュアチームの良さ」を生かし、家族や知り合いを集めてそれなりに観客も入っていた。

しかし、Jを目指すべきだ、という意見は日に日に強まる。観念した塚野は3年間という約束で、湘南ベルマーレに指導者としての研修に向かう。「自分は経営者としては適任ではない。協力するなら現場だ」との考えからだ。社長は地元経済界などから探そうということになった。

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