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東北大の純鉄、標準物質に

純度99.9996%、日独で登録

東北大学の安彦兼次客員教授が開発した純度99.9996%の鉄=写真=がこのほど、日独の標準物質の各データベースに登録された。量産が難しく高価な材料で応用分野の開拓はこれからだが、分析の見本となる「標準物質」の認定を受けて研究成果の社会活用を促す。

製品評価技術基盤機構の運営する「標準物質総合情報システム」とドイツ連邦材料試験研究所が主宰する「国際標準物質データベース」で今月、情報が公開された。新しい高純度鉄を作った企業などがこの標準物質を取り寄せて不純物の成分や量を比べ、品質などを客観的に表示できる。

安彦客員教授の高純度鉄は不純物が従来の高純度鉄のさらに100分の1と少ない。セ氏700度に長時間さらしても破断せずさびない。米国立標準技術研究所の認定も受ける予定だ。

標準物質総合情報システムは、業界団体や国立研究所の標準物質約5400件を登録。大学発の標準物質は珍しく、関西学院大学の炭化ケイ素に続き2件目になる。

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