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ザック監督に賭けた思い サッカー協会・原博実(上)

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2010/10/20 7:00
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ビエルサの去就に注目する男が原以外にもいた。チリ人のペジェグリーニ前レアル・マドリード監督だ。ビエルサがチリから去れば後任の最有力だったが、契約を延長したことでその目は消えた。原との交渉に応じ本人は前向きだったが、家族らの反対に遭って合意に至らなかった。

アルゼンチン戦の指揮をとるザッケローニ監督

アルゼンチン戦の指揮をとるザッケローニ監督

ザッケローニ監督はクラブでのキャリアは申し分なし。代表監督の経験がないのは引っかかったが、本人と会って不安は解けた。

人柄が良く、やる気満々。日本の国外組はイコール欧州組だから「極端な話、帰省中だって日本選手の試合を見にいける。イタリアに生活基盤があるメリットは今後、生きてくる」という。

当たって砕けろ

選定、交渉、契約。一連の過程で原は代理人を使わなかった。それが交渉がはかどらない原因とメディアにたたかれもした。

「でもね、代理人を使うと必ず情報は漏れて、それは値段のつり上げとか妙な駆け引きにも使われる。そういうのが嫌なんだよ」

当たって砕けろは、クロスに頭から飛び込んだFW時代からオープンな攻撃サッカーを身上とした監督時代まで、一貫して変わらない原のスタイルである。

ついに結ばれた監督は「クラブの練習も見に行きたい」という。「これも代表監督未経験だからこそのフレッシュな発想」と原。

「監督選びは結婚に似ている。いいと思っても縁がないと難しいし家族とか周りが祝福してくれないと長続きしない。結果的にいい人に巡り合えた、と思う」

まさに新しい伴侶を得た新郎の口ぶりである。

(敬称略)

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