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ザック監督に賭けた思い サッカー協会・原博実(上)

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2010/10/20 7:00
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イタリア人のアルベルト・ザッケローニ監督に率いられたサッカー日本代表が船出した。12日の日韓戦はソウルで0―0で引き分けたが、8日は世界ランク5位のアルゼンチンに1―0で快勝。監督選びに奔走した日本サッカー協会の原博実技術委員長(強化担当)の胸中にはつかの間とはいえ、安堵(あんど)の思いが広がったことだろう。

「監督選びは結婚に似ている」と語る

「監督選びは結婚に似ている」と語る

南アフリカのワールドカップ(W杯)でベスト16という好成績を残し、日本中を熱狂させた岡田武史監督の後任を誰にするか。その選定と交渉を一手に任されたのが原だった。

W杯後、代表監督選びに奔走

候補者リストを作る際に立てた基準は(1)日本より強い国の代表監督経験がある(2)Jリーグ以上のレベルのリーグで監督経験がある(3)日本やアジアの地域性を理解できる(4)日本人をスタッフに入れる――等だった。

意中の人は何人かいた。チリ代表のビエルサ監督もその一人。2002年日韓W杯当時は母国アルゼンチンを率いていて、FC東京の監督だった原はキャンプ地の福島で何度か練習相手を務めた。それが縁で09年5月のキリンカップでも旧交を温めていた。

ただ、これは構想だけで終わった。南アのW杯でチリは48年ぶりに白星を挙げてベスト16に進み、ビエルサは国民的英雄となった。

チリ・サッカー連盟のマイネニコルス会長は日本が招致を目指す22年W杯の国際サッカー連盟(FIFA)視察団団長でもある。無理に引き抜けばW杯招致にも影響を及ぼしかねない。

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